年賀状のはがきのサイズは？ピクセルサイズなどデザインを作成して印刷するときに知っておきたいポイントについて紹介

年賀状を自分でデザインして印刷をする際には、年賀はがきのサイズについて知っておくことが大切です。

年賀状のサイズは以下の通りです。

間違えた大きさでデザインして印刷すると、せっかくのデザインが収まりきらず、はがきからはみ出してしまうことがあります。

今回は年賀状のサイズのほか、ペイントソフトやワード、パワーポイントで年賀状を作る際の年賀状のサイズの設定方法についても紹介します。

年賀状のサイズをきちんと設定すれば、自宅のプリンターで年賀状を印刷できますが、設定から印刷までを行うのはとても時間がかかってしまい、面倒な作業も多いものです。

いざ印刷してみても、インクがにじんでしまう、設定ミスで印刷をやり直さなければいけない、なんてことも少なくありません。

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年賀状のサイズ

年賀状のサイズは基本的に「幅10cm×高さ14.8cm」で、重さは3.1gです。

このサイズに収まる大きさと重さの用紙であれば郵便料金は63円で、種類は「はがき」に分類されます。

ただし、このサイズを超えると「第一種郵便物」の扱いになってしまうため、郵便料金が高くなってしまいます。

自分で作った年賀状を年賀はがきとして63円で送りたい場合は、「はがき」のサイズに収まる大きさで作りましょう。

ポストカードなどで年賀状を出す場合も、同様の規格内に収める必要があります。

年賀状のサイズのその他の単位

年賀状作成ソフトなどを使って年賀状を作る場合、設定する大きさの単位が「mm」だったり「inch」だったりと、使うソフトによって大きさの単位が異なります。

以下の表で大きさを確認したうえで、作成しましょう。

写真がきれいに印刷できる年賀状のピクセルサイズ

画像編集ソフトを使って年賀状を作る場合、大きさの単位がpx（ピクセル）にしか対応していないことがあります。

pxとは、コンピューター上で画像を扱う際の色についての情報の最小単位です。

画素とも呼ばれるため、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

同時に解像度という言葉もよく使われていますが、簡単に言えば画像の密度のことで、dpi（ドット・パー・インチ）という単位で表します。

解像度が高ければ高いほど、同じ面積の画像でもよりなめらかで細かいきれいな画像に仕上がりますが、画像のファイルサイズも大きくなります。

写真年賀状を作りたい場合は、以下のいずれかから選びましょう。

年賀状に写真を入れて作りたいのであれば、用意する写真は上記のサイズ以上の解像度が必要です。

また、近年のスマートフォンのカメラはとても性能がよいので、上記の解像度を超える写真が撮影できるものも珍しくありません。

そのため、スマートフォンのカメラで撮影した写真を使っても、十分にきれいな年賀状を印刷できます。

ただし、スマートフォンの撮影モードによって写真のサイズが変わってしまうため、撮影前にサイズをきちんと確認しておきましょう。

年賀状のサイズがわかれば年賀状はデザインできる

はがきのサイズや、画素数についてきちんと把握していれば、ペイントやWord（ワード）、PowerPoint（パワーポイント）など、普段使っているソフトやアプリケーションで年賀状をデザインできます。

イラストを使って年賀状を作りたいけれど、上手く絵を書く自信がないという方は、インターネット上からダウンロードできるテンプレート素材を利用するのがおすすめです。

イラストだけでなく、文字やスタンプなどもダウンロードできますよ。

年賀状のテンプレート素材について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
年賀状をテンプレートから印刷する方法とは？宛名印刷を楽にできるサービスについても紹介

はがきとして送れるサイズ

切手を貼って規格内のサイズであれば、自分で紙を用意しても同じ金額で送ることができます。

なお、重さに規定があり、2～6 g の中に収める必要があります。

年賀状をデザインする方法

ペイントでデザインする

はがきのサイズは「100mm×148mm」ですが、ペイントを使う場合はpx（ピクセル）が利用されます。

ペイントで1181px×1748px（300dpi）のサイズに合わせる方法は以下の通りです。

• ①ペイントアプリの左上にある「ファイル」タブをクリック
• ②メニューから「プロパティ」を選択
• ③表示されたボックス内の単位をpx、色は「カラー」にチェックを入れる
• ④幅に「1181」、高さに「1748」と入力し、OKボタンをクリック

上記のように設定すると、アプリ内にはがきと同じ大きさの白い台紙が表示されます。

はがき用紙の全体を見ながらのほうがデザインをレイアウトしやすい方は、アプリの一番右下にあるスライダーを動かして表示サイズを調整しましょう。

設定し終わった用紙ファイルに名前をつけて保存し、画面を最小化しておきます。

最小化した後は、先ほどと同じ手順でもう一つペイントを開いてください。

2つ目は、年賀状に使いたい写真や画像、イラストなどのファイルを開きます。

ペイントを起動し、「ファイル」のタブをクリックします。「開く」を選び、使いたい画像ファイルを選択します。

実際に年賀状を作り始める前に、使いたい写真やイラストのファイルをコンピューター内のわかりやすいところに置いておくと、間違えることなくスムーズにファイルを選べますよ。

また、開いた画像を編集せずにそのままのサイズで使ってしまうと、はがきのサイズからはみ出してしまうことがほとんどです。

きっちりと用紙の大きさに合わせるためには、以下の手順で画像サイズの変更が必要です。

• ①アプリ上部の「ホーム」をクリック
• ②「サイズ変更」を選び「px」にチェックを入れる
• ③水平方向の欄に「1181」と入力し、OKボタンをクリック。※「縦横比を維持する」の欄にチェックが入っていることを確認する

これで年賀はがきのサイズに画像ファイルの大きさが設定されました。

その後の手順は以下の通りです。

• ①「ホーム」から「選択」をクリックし、「すべてを選択」をクリック
• ②「ホーム」の下部にある「コピー」をクリック
• ③先ほど最小化した、はがきサイズの用紙のファイルを開く
• ④「ホーム」から「貼り付け」をクリック

使いたい画像ファイルに貼り付けることができたら、後は完成をイメージして、スタンプや文字テキストなどを好きな位置に配置してデザインしましょう。

ワードからデザインする

ワードで年賀状を作る方法について詳しく知りたいという方は次の記事をご覧ください。
【年賀状をワードで作成】設定の仕方やエクセルと一緒に使って宛名まで印刷できる方法も紹介

パワーポイントからデザインする

パワーポイントで年賀状を作る方法について詳しく知りたいという方は次の記事をご覧ください。
【パワーポイントで年賀状作成】余白なしで印刷する方法も紹介

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ここまで年賀状のサイズについて紹介してきましたが、実際に年賀状を自宅で印刷すると時間がかかってしまうだけでなく、印刷ミスや不具合が起きて面倒に感じてしまう可能性があります。

デザインを作った場合も、なかなかイメージ通りに作成して印刷できるとは限らないものです。

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まとめ

年賀状のサイズについて知っておくと、パソコンを使って年賀状をデザインするときや、年賀状を投函する際に役立ちます。

はがきのサイズを超えてしまうと、通常料金の63円で送ることができないため、注意しましょう。

本記事で紹介したように、オリジナルの年賀状を自分で作ることも可能ですが、慣れていないととても時間がかかってしまうの可能性もあります。

実績と品質を兼ね備えたフタバの年賀状サービスを、ぜひご検討ください。