【ポストカードを年賀状にする場合】はがきの規格や切手についてなど、注意点を解説

年賀状は、郵便局などで取り扱っている年賀はがき以外でも投函できます。

旅先などで購入したおしゃれなデザインのポストカードを年賀状として出すことも可能です。

しかし、いくつかの注意点を守って投函しなければ、余計に料金を払わなければいけなくなるため、注意してください。

今回は、ポストカードを年賀状として送る場合の注意点や書き方などについて紹介します。

【はじめに】ポストカードを年賀状として出しても大丈夫？

年賀状を出す場合、どんなはがきで出しても問題ありません。

郵便局が発行しているはがきは「通常はがき（郵便はがき）」と呼ばれますが、それ以外の切手が印刷されていないはがきを「私製はがき」と呼びます。

通常はがきならそのまま、私製はがきの場合でも、切手をきちんと貼っていれば問題なく配達されます。

その他、旅先の雑貨店で購入したりテーマパークのグッズ販売所などで購入したりしたポストカードなども、年賀状として出すことが可能です。

年賀はがき以外のはがきで年賀状を出しても、マナー違反にはあたりません。

ポストカードを年賀状として出すときの注意点

私製はがきの規格を守る

注意しなければならないのは、私製はがきには「私製はがきの規格及び様式」という規格があることです。

規格に沿っていなかった場合、 はがきではなく「第一種郵便物」として扱われてしまいます。

これは、自分で作った私製はがきだけに当てはまるわけではなく、購入したポストカードなどを使って年賀状を出す場合も例外ではありません。

一見すると形は長方形のポストカードでも、 実際は長さや重さが私製はがきの規格外の扱いになるものもあります。

それを知らずに63円切手を貼って投函してしまうと、料金不足で戻ってきてしまいかねません。

不安な場合は、直接郵便局の窓口に持って行って切手代を確認してから投函、もしくは郵便局の窓口で処理してもらうと、確実に送り先に届けることができます。

別途切手代が必要

先述の内容でも軽く触れましたが、私製はがきで年賀状を出す場合には、別途切手代が必要です。

郵便局で販売されている年賀はがきには切手が印刷されているので不要ですが、私製はがきにはありません。

たとえ購入したものであっても、自分で作ったはがきの場合でも、規格内のサイズのものであれば63円円の切手代が発生します。

万が一、規格を超えてしまった場合は、超過分の切手代もかかってしまうので注意しましょう。

また、私製はがきに切手を貼る場合は、できるだけ少ない枚数でおさめるようにしましょう。

また、私製はがきに切手を貼る場合、少ない金額の切手を何枚も貼って投函するのは、あまりよい印象をもたれないため、避けたほうがよいでしょう。

その他、年賀状を私製はがきで送る人に向けた、年賀切手という特殊な切手が毎年発行されています。

寄付金付お年玉付年賀郵便切手であれば、お年玉くじの抽選番号が切手に印字されているため、年賀状を受け取った後の楽しみまで一緒に送れるでしょう。

ポストカードを年賀状として出すときの書き方

切手の下に「年賀」と赤色で記入する

ポストカードの年賀状を、きちんと年賀状と認識して配達してもらうための一番重要な作業が、切手を貼ったすぐ下の部分に赤色の文字で「年賀」と記入することです。

縦書きで「年賀」の文字がない場合は、年賀状として扱われない可能性が高くなります。

そのまま年内に投函した場合、通常郵便物として扱われてしまい、1月1日よりも前に配達されてしまうので、注意が必要です。

投函する枚数が多い場合は、郵便局に置いてあるゴム印を使って押印することをおすすめします。

また、「年賀」の文字は、年賀切手が貼ってある場合でも記入が必要なので注意しましょう。

年が明けてから投函する場合は、通常郵便物としてそのまま配達されるので、「年賀」の文字の記入は特に必要ありません。

宛名面に「郵便はがき」と記入する

私製はがきを普通はがき、または年賀はがきとして配達してもらうためには、宛名面の上部か左側、（横向きに使う場合は右側）の中央部分に、「郵便はがき」または 「POST CARD」と記載する必要があります。

記載がなかった場合ははがきとして扱われないため、63円で送ることができず、第一種郵便物として追加料金を支払わなければなりません。

記入する際の色は黒でも問題ありませんが、 わかりやすいように
赤字で書いておくと確実です。

購入したポストカードにはすでに記載されている場合もあるので、投函する前に一度確認しておきましょう。

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まとめ

ポストカードを年賀状として送る際には、「私製はがきの規格及び様式」をしっかりと守りましょう。

「年賀」の文字の記載や、「 郵便はがき」の文字の記載なども忘れずに行ってから投函する必要があります。

今回紹介した注意点や書き方をしっかりと守って、おしゃれなポストカードの年賀状を送ってみましょう。

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