お年玉抽選くじの切手シートは、買い取り業者に買い取ってもらうことができます。

当選した年賀状と切手シートを交換する場合は郵便局の窓口に持って行きましょう。

ただし、年賀はがきの状態が悪いと交換してもらえない場合もあるので注意が必要です。

その他にもいくつか注意点があるので確認しておくようにしましょう。

今回はお年玉付き抽選くじの切手シートについて紹介します。

年賀状印刷はフタバ

お年玉切手シートとは?

お年玉切手シートとは、郵便局販売の年賀状だったり、年賀切手にある“お年玉くじの景品”のひとつ。

現在の年賀はがきが、郵政民営化前「官製(=政府発行)の年賀はがき」と呼ばれていたころから景品として発行されていました。

その歴史は、昭和24年「お年玉付き郵便はがき」が誕生し、景品として、昭和25年(寅年)に円山応挙の「龍虎の図」がデザインされたものが日本発のお年玉切手シートです。

 

2026年(令和8)の「お年玉切手シート」の詳細

2025年(令和7)の「お年玉切手シート」の詳細

発行日2026年 1月20日(火)
料額 (意匠)85円「馬の置物(青)」
110円「馬の置物(赤)」
販売価格195円 / 1シート
販売用発行数6万枚(3万シート)
切手デザイン星山 理佳(切手デザイナー)
印面・切手寸法縦25.5㎜ × 横21.5㎜
シート寸法縦70㎜×横80㎜

 

必ずしも干支の切手シートという訳ではない

お年玉切手シートといえばその年の干支が描かれているイメージが強いと思います。

しかし、そのデザインは、1976年(昭和51年)〜2026年(令和8年)まではずっと干支ですが、それ以前は干支ではないデザインの年もあったようです。

お年玉切手シートの交換方法

お年玉切手シートの受け取り方は、まず年賀はがきに付いているお年玉抽選くじで、お年玉切手シーが当選しているか確認後、郵便局で手続きを行います。

詳しくは以下の通りです。

お年玉抽選くじの当選番号を確認する

年賀はがきに付いている「お年玉抽選くじ」の当選番号は、日本郵便の公式サイトや、新聞等で確認できます。

年賀はがきの宛名面(表面)にある6桁の番号が抽選番号です。

そして、「お年玉切手シート」は、3等の賞品として毎年の定番になっています。

3等に当せんする確率は3%。100本に3本が当選する計算です。

毎年1月下旬に当選番号が決まり、賞品との交換期限は6カ月間なので、忘れないように交換しましょう。

また、未使用の年賀はがきから当選した場合でも、景品と交換してもらうことができますよ。

郵便局の窓口に持っていく

お年玉切手シートが当選したら、当選した年賀はがきを郵便局へ持っていきます。

すると、「お年玉切手シート取引証」というものが渡されます。

「お年玉切手シート取引証」には、当選した年賀はがきの枚数を記入します。

最後に「当選した年賀はがき」「記入した取引証」「身分証明書」を窓口に持っていきましょう。

お年玉切手シート取引証や、当選番号に間違いがないと確認が取れたら、お正月切手シートがもらえます。

当選した年賀はがきは、賞品を交換したと証明するため、専用のスタンプを押された状態で返されます。

交換する際の注意点

交換する際の注意点は、当選はがきの状態が悪いと交換できないことがあること。

「状態が悪い」という目安は「その年の年賀はがきだと判断できない状態」「切手を貼る部分が破損しているはがき」などです。

そういう状態だと賞品と交換してもらえないこともあります。

また、交換手続きを家族に代わってもらうときは、代理人と証明できる「運転免許証」「健康保険証」が必要だと覚えておきましょう。

さらに、当選者と別居しているという場合は、委任状が必要です。委任状は、郵便局の公式HPからダウンロードしたものをお使いいただけますので用意しましょう。

郵便局公式HP : https://www.post.japanpost.jp/index.html

切手シート以外のお年玉抽選くじの商品は?

2026年のお年玉抽選くじの賞品内容は以下の通りです。

景品内容当選確率
1等いずれか
・現金30万円
・選べる電子マネーギフト「EJOICA(イージョイカ)セレクトギフト」31万円分
・2025年発行特殊切手集&現金20万円
752本
(100万本に1本)
2等賞品カタログギフト75,261本
(1万本に1本)
3等お年玉切手シート22,578,360本
(100本に3本)

まとめ

昔のお年玉切手シートを持っているという方、切手コレクションをしていた方、遺品整理をしていたらお年玉切手シートが出てきた……など、さまざまな理由で切手シートを売りたい方がいらっしゃいます。

せっかくなのでとりあえず査定して欲しいという方は「買取業者」へ持って行くのが良いでしょう。

気軽に売りたい・思い入れがあるからこそ欲しい人に直接売りたいという方は「フリマアプリ」がおすすめです。

また、買取業者で査定してもらい、価値を調べた上でフリマアプリで売るという方法もあります。

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