お年玉くじ付き年賀状の商品の交換方法は、当選した商品によって変わります。

法人宛の年賀状が当選していた場合も、交換の方法が変わるので注意する必要があります。

また、お年玉くじが付いていない年賀はがきで年賀状を送ったとしても特に失礼には当たりませんので、必ずしもお年玉くじ付き年賀状を送る必要はありません。

今回は、お年玉くじ付き年賀状の商品の交換方法などについて紹介します。

2020年お年玉抽選くじ付き年賀状の商品内容

2022年お年玉抽選くじ付き年賀状の商品内容は以下の表の通りです。

 景品内容当選確率
1等いずれか
・現金30万円
・電子マネー31万円分または2021年発行特殊切手集&現金20万円
2,452本
(100万本に1本)
2等ふるさと小包など245,250本
(1万本に1本)
3等お年玉切手シート73,575,030本
(100本に3本)

交換期限はいつまで?

年賀状のお年玉くじ抽選には抽選品引換期間(期限)が設けられています。

2022年用の年賀はがきの引換期間(期限)は2022年1月17日(月)~2022年7月19日(火)までとされていました。

当選番号の確認方法

お年玉付き年賀はがきの当選番号は、例年では1月中旬頃、14~20日ごろに抽選会が行われたあとに発表されています。

当選番号の確認は、抽選当日のニュースを確認するか、もしくは翌日の新聞に掲載されているものを確認しましょう。

ただ、テレビや新聞だとつい見逃してしまうこともありますよね。

そこで、一番確実な方法は公式ホームページを確認することでしょう。

お年玉抽選くじ付き年賀状の商品の交換方法

商品が現金の場合

お年玉くじで当選したものが現金だった場合は下記を用意しましょう。

用意するもの

  • 当選したお年玉付き年賀はがき(または年賀切手)
  • 身分を証明するもの(運転免許証・健康保険証・写真付きマイナンバーカード・etc…)

 

上記を持参し、最寄りの郵便局の窓口で申請を行いましょう。

申請手順は下記の通りです。

  • 1.当選したお年玉くじ付き年賀はがきを郵便局の窓口に持参する。
  • 2.当選番号の確認をしてもらう。
  • 3.当選の確認ができると賞品の引換用の申請書を手渡されるので、必要事項を記入して提出する。
  • 4.本人確認ができる身分証明書を提示する。
  • 5.本人確認ができたら、当選番号部分に消印が押された年賀はがきが返却されると共に、申請書のコピーを受け取る。
  • 6.申請書のコピーの内容を確認したら、商品を受け取る方法についての説明を受ける。
  • 7.後日、賞品が現金書留郵便で届きます。

 

商品が電子マネーの場合

当選品が電子マネーをの場合、以下のもの用意しましょう。

用意するもの

  • 当選したお年玉付き年賀はがき(または年賀切手)
  • 身分を証明するもの(運転免許証・健康保険証・写真付きマイナンバーカード・etc..)

 

上記を持参し、最寄りの郵便局の窓口で申請しましょう。

申請手順は下記の通りです。

  • 1.当選したお年玉くじ付き年賀はがきを郵便局の窓口に持参する。
  • 2.当選番号の確認をしてもらう。
  • 3.当選の確認ができると賞品の引換用の申請書を手渡されるので、必要事項を記入して提出する。
  • 4.本人確認ができる身分証明書を提示する。
  • 5.本人確認ができたら、当選番号部分に消印が押された年賀はがきが返却されると共に、申請書のコピーを受け取る。
  • 6.申請書のコピーの内容を確認したら、商品を受け取る方法についての説明を受ける。
  • 7.後日、電子マネーに交換可能なギフトIDが簡易書留郵便で届きます。電子マネーへの交換には、インターネット環境とメールアドレスが必要ですので注意する必要があります。

 

商品がふるさと小包などの場合

当選した商品がふるさと小包の場合は以下のものを用意しましょう。

用意するもの

  • 当選したお年玉付き年賀はがき(または年賀切手)
  • 身分を証明するもの(運転免許証・健康保険証・写真付きマイナンバーカード・etc…)

 

上記を持参し、最寄りの郵便局の窓口で申請を行います。

申請手順は下記の通りです。

  • 1.当選したお年玉くじ付き年賀はがきを郵便局の窓口に持参する。
  • 2.当選番号の確認をしてもらう。
  • 3.当選の確認ができると賞品の引換用の申請書と賞品カタログが渡されるので、必要事項を記入して提出する。
  • 4.本人確認ができる身分証明書を提示する。
  • 5.本人確認ができたら、当選番号部分に消印が押された年賀はがきが返却されると共に、賞品を発送するための申込はがきを手渡されるので、カタログの賞品番号を書いて提出するか、ポストに投函する。
  • 6.およそ一ヶ月前後に、賞品がゆうパックで届きます。

 

商品が切手シートの場合

当選した商品が切手シートが当選した場合は以下のものを用意しましょう。

用意するもの
・当選したお年玉付き年賀はがき(または年賀切手)

 

上記を持参し最寄りの郵便局の窓口で申請を行います。

申請手順は下記の通りです。

  • 1.当選したお年玉くじ付き年賀はがきを郵便局の窓口に持参する。
  • 2.当選番号の確認をしてもらう。
  • 3.当選の確認ができると「お年玉切手シート引渡証」が渡されるので、当選した年賀はがきの枚数を記入して提出する。
  • 4.当選番号部分に消印が押された年賀はがきが返却される。
  • 5.その場で、お年玉切手シートが手渡される。

 

当選した年賀状が法人名義の場合

会社宛ての年賀状が当選していた際、当選品を受け取る権利があるのは名義人となり、名義人とは法人名義人を指します。

しかし、引換の申請自体は、当選した法人関係者であることさえ証明できれば問題ありませんので、名義人でなくとも可能です。

申請の際には以下のものを用意しましょう。

用意するもの

  • 当選したお年玉付き年賀はがき(または年賀切手)
  • 身分を証明するもの(法人名義の入った名刺や、保険証、登記簿謄本など)

 

上記を持参し、最寄りの郵便局の窓口で申請を行います。

申請手順は下記の通りです。

  • 1.当選したお年玉くじ付き年賀はがきを郵便局の窓口に持参する。
  • 2.当選番号の確認をしてもらう。
  • 3.当選の確認ができると賞品の引換用の申請書を手渡されるので、必要事項を記入して提出する。
  • 4.本人確認ができる身分証明書(申請者が法人の関係者であることを証明できる書類または登記簿謄本等)を提示する。
  • 5.本人確認ができたら、当選番号部分に消印が押された年賀はがきが返却されると共に、申請書のコピーを受け取る。
  • 6.申請書のコピーの内容を確認したら、商品を受け取る方法についての説明を受ける。
  • 7.後日、賞品が現金書留郵便で届きます。

 

なお、法人名義での当選が現金の場合は、法人税法上の益金になりますので、収入として経理上の処理が必要になります。

当選した年賀状が会社内の個人宛の場合

当選した年賀状が、会社などの団体に所属する個人に宛てたものだった場合、当選者は名義人となるため、会社名などの記載があったとしても、権利は宛先に記された個人のものとなります。

また、引換の申請も個人で当選した際と同様に行います。

しかし、会社に届いた年賀状を全て、社内の特定の部署で一括管理しているようなケースもあるでしょう。

そういったケースでは、当選した賞品をどうするかなど、会社と個人間で話し合うなどの解決策を考える必要があるといえます。

お年玉くじが付いてない年賀はがきでも大丈夫?

年賀状に使用するはがきは、お年玉付き年賀はがきである必要はなく、通常はがきを使用したからと言って、相手に対して失礼に当たるなどといったことは、一切ありません。

ただし、「お年玉付き年賀状を毎年楽しみにしている」という方も、一定数いらっしゃるのも事実です。

しかし手元に通常はがきしかない場合などで、ご自身でそのことが気になるようであれば、年賀郵便切手を用意するといいでしょう。

こちらも年賀はがき同様に、お年玉くじ付ですので気後れせずに相手に送ることができます。

2022年(令和4年)用の年賀郵便切手には、はがき用の年賀63円郵便切手と、封書用年賀84円郵便切手のほか、寄付金付きのものも発行されています。

寄付金付き年賀郵便切手の価格は、はがき用で66円(63円切手)、封書用で87円(84円切手)です。

これらの切手は2020年10月29日より、郵便局などで購入可能です。

お年玉年賀状はいつから始まった?

現代では、年賀はがきといえばお年玉くじ付きが当たり前となっていますが、これはいつごろから始まったのでしょうか?

日本で初めてお年玉くじ付き年賀はがきが販売されたのは、1949年(昭和24年)です。

それまでは通常はがきを年賀状として使用していたようですが、1950年(昭和25年)1月20日に第一回お年玉くじ付年賀はがきの抽選会が行われました。

ここから現在までに年賀専用はがきが認知・使用されるようになりました。

この、年賀はがきを「お年玉付き」にしようと発案したのは当時の一般人である、京都在住の林 正治氏 (当時42歳)の男性)でした。

年賀はがきで賞品が当たるくじ付きにしようと、郵政省に提案、見本の制作や宣伝ポスターまでも持参し掛け合ったのです。

郵政省ではこのことに対し、さまざまな意見が出ました。

第二次大戦後の困窮している世の中において賞品が当たるくじなど、不謹慎ではないかなどの反論の声もあったようですが、結果的に人々に希望を与え、さらに社会福祉にも貢献するという非常に良い効果をもたらしました。

お年玉くじ付き年賀状の歴史について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

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ここまでお年玉くじ付き年賀状について紹介してきましたが、

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まとめ

お年玉くじ付き年賀状の交換方法は、商品の内容や法人・個人宛てによって変わります。

また、お年玉くじ付き年賀はがき以外の年賀はがきで年賀状を送った場合でも、相手に対して失礼に当たることはありません。

ですが、お年玉くじは年賀状の楽しみの1つでもありますので、できればお年玉くじ付き年賀はがきで送った方が、相手の方にも喜ばれるかもしれませんね。