年賀状を自分でデザインして作る際には、著作権のほか、肖像権や商標権にも注意して作らなければなりません。

写真を年賀状に使いたい場合も、撮影者の方に許可をもらわなければならない場合もあります。

インターネット上のフリー素材を使って年賀状を作る場合も、商用利用できる素材を使って作成すると安心して年賀状を作ることができます。

今回は年賀状を作る場合の著作権などの権利についてや、商用利用が可能なフリー素材のサイトについて紹介します。

商用利用ができるフリーサイトがあるとはいえ、著作権や商標権などのことを気にしながら年賀状を作るのも中々大変ですよね。

フタバの年賀状印刷サービスは、すべてオリジナルデザインを取り揃えておりますので安心して年賀状を印刷することができます。

また、商用許可を得たキャラクター年賀状を取り扱っているので、著作権を気にせずに人気キャラクターの年賀状を印刷することもできます

さらに「年賀状はフタバ」のサイトから直接お申込みいただくことで、最大50%割引の料金で年賀状を印刷することができるので、お得に年賀状を印刷することができますよ。

年賀状の著作権について

著作権とは

公益社団法人著作権情報センターでは、著作権について

「知的な創作活動によって何かを作り出した人に付与される知的財産権(知的所有権)は特許権、実用新案権、意匠権、商標権といった「産業財産権(工業所有権)」と「その他」、そして、文化的な創作物を保護の対象とする「著作権」に分けることができます。」

というように説明されています。

また、著作権は「著作権法」という法律によって保護されている権利です。

上記の「文化的な創作物」のことを著作物といいます。

文芸や学術、美術や音楽などを通して、思想や感情を創作的に表現したものを指し、それを創作した人が著作者という扱いになります。

著作権を侵害した場合、刑事罰として

著作権、出版権、著作隣接権の侵害…10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金

著作者人格権、実演家人格権の侵害など…5年以下の懲役又は500万円以下の罰金

が課される場合がありますので、著作権は絶対に侵害しないようにしましょう。

肖像権と商標権にも注意

肖像権とは、実在の人物が第三者によって描かれたり写されたりせず、描かれたり写されたりしたものが無断で使用されない権利です。

例として、芸能人の写真やイラストを無断で使用した場合、肖像権を侵害していることになってしまいます。

商標権とは、商標登録されているブランドや商品の名前やデザインなどを保護するための権利です。

多くの人に知られている有名なキャラクターのほか、企業のロゴなども商標権の対象になります。

これらを無断で使用した場合は、商標権を侵害していることになってしまいます。

フリー素材は使える?

インターネット上には、画像のフリーサイトが数多く存在します。

年賀状を作る際にフリーサイトから素材をダウンロードするという方もいらっしゃるかと思いますが、その際に利用規約に気を付けなければなりません。

利用規約の中にはメールアドレスの登録が必要になることが記載されていたり、使用目的を明確に連絡しなければならないなど、使用目的の制限について記載されていたりする場合があります。

利用の前にはサイトの利用規約をよく読むようにしましょう。不安な方は、一度問い合わせてみると安心ですね。

フリーサイトにある画像や素材などは、個人が使う分には問題ありませんが、販売する行為は著作権の侵害となりますので、営利目的で使用しないようにしましょう。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは、ライセンスを提供している国際的非営利組織であるクリエイティブ・コモンズによると、次のように説明されています。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとはインターネット時代のための新しい著作権ルールで、作品を公開する作者が「この条件を守れば私の作品を自由に使って構いません。」という意思表示をするためのツールです。

つまり、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを取得している公開された著作物は、作者が指定したルールを守れば自由に使うことができます。

もちろん、年賀状のデザインを作る場合でも使うことができます。

年賀状の私的利用の範囲とは

著作権法第30条

著作権法の第30条第1項では、以下のような条件にあてはまる場合は、「私的使用のための複製」として、著作者の許可がない場合でも著作物を複製できることが定められています。

(1) 個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内で使用することを目的とした複製であること

(2) 使用する本人が複製すること

(3) 公衆の使用に供することを目的として設置されている自動複製機器(専ら文書又は図画の複製に供するものを除く。)を用いないこと

(4) コピープロテクションを解除して(又は解除されていることを知っていながら)複製するものでないこと

(5) 違法にインターネット上にアップロードされたものと知りながらダウンロードしたものではないこと

参考文献:JASRAC

年賀状の私的利用の範囲

先述のように、著作権法の第30条第1項において「個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用することを目的」とする場合は、著作物の私的利用のための複製をすることが可能ですが、年賀状の場合はこの私的利用に当てはまりません。

というのも、作成した年賀状を第三者に渡した場合には、年賀状の「所有物としての権利」は、年賀状を受け取った方に移ってしまうからなんです。

第三者の手に渡った場合は、不特定多数の人物に対して販売したり、譲渡したりする可能性があり得るという事になってしまうため、年賀状は私的利用の範囲を超えてしまっているという扱いになります。

写真スタジオで撮った写真は年賀状に使える?

写真は著作物として扱われる

撮影された写真はほとんどの場合で著作物にあたります。

写真の著作権は撮影者に与えられるものであり、写された方が所有するわけではありません。

ですので、写真スタジオで撮影した場合はその写真スタジオが著作権の保有者となります。

年賀状に使う場合は?

写真スタジオなどで撮った写真を年賀状に使いたい場合は、写真スタジオで撮影する際に事前に年賀状で使いたいことを伝えて了承を得ておくのが安心な方法です。

先述のように、写真は著作物にあたり、たとえ代金を支払って撮影してもらった写真の場合でも、著作権は写真の撮影者に認められます。

そのため、写真を許可なく使用してしまうと、原則としては著作権の侵害になってしまいます。

支払った代金はあくまでも撮影代であり、代金を支払ったからといって著作権まで譲渡されるわけではありませんので注意しましょう。

事前に確認を取っておけば、安心して年賀状に使うことができます。

商用利用できるフリー素材をダウンロードできるサイト

キヤノン

キヤノンの年賀状素材は、定番のテンプレートだけでなく人気作家がデザインしたものや洗練されたおしゃれなデザインが多数あります。

また、好きに選んで自分好みの年賀状にカスタムできるよう、背景やスタンプなどの素材も種類豊富です。

「謹賀新年」や「あけましておめでとう」、干支のイラストなど、様々な色やフォントのスタンプがあるため用途に沿って選ぶことができます。

そういったカテゴリーの中でも、かわいらしさや華やかさ、定番など、どのようなデザインを求めているのかイメージごとに探すことができるのもポイントです。

お子さんのいる家庭に送る場合やユーモアをもたせたいという方には、飛び出すしかけや切り取って組み立てることのできるクラフト年賀状もオススメですよ。

エプソン

エプソンの年賀状作りは2通りあります。

一つ目は干支やだるまなどのイラストや背景などの素材から好きなものを選んでレイアウトするオリジナルプリント。

素材だけでなく、好きな写真やメッセージを挿入することもできます。

二つ目はそのままプリントです。

これはあらかじめデザインされたテンプレートを選択して印刷するだけの手軽な年賀状なので、できるだけ簡単に年賀状を作りたいという方にオススメです。

こちらも写真やメッセージも入れることができます。

アプリケーションを立ち上げ、好きな素材を選択し、編集画面で組み合わせて印刷するだけで簡単に年賀状が完成します。

自分で好きにレイアウトできるだけでなく、テンプレートのデザインも豊富なので送る相手によって変えられるのも魅力です。

ブラザー

ブラザーは年賀状の様々なテンプレートを、すべて無料でダウンロードすることができます。

種類も豊富で、定番のベーシックなテンプレートだけでなく、好きな写真を合成することも可能です。

フォトフレーム年賀状のカテゴリーから好きなテンプレートを選び、空白に写真を当てはめます。

親しい友人や知人に送る、その年の干支をモチーフにしたポップでかわいらしいデザインや、ビジネス関係の方に向けた年賀状の素材など1000点以上のデザインが揃っているので、好みのものがきっと見つかりますよ。

年賀状以外にも、季節の挨拶に使えるテンプレートなどもダウンロードできます。

郵便年賀.jp

日本郵政が提供する郵便年賀.jpでは、「年賀状クイックサーチ」というページから1,000種類以上のテンプレートや素材を無料でダウンロードすることができます。

干支のデザインのテンプレートや、写真年賀状用のフレームはもちろん、郵便年賀.jpのオリジナルキャラクターのデザインもダウンロードすることができます。

挨拶文や賀詞の無いデザインを選ぶことができたり、筆文字のデザインを選ぶことができたりと、作りたい年賀状のイメージにぴったりのテンプレートや素材をダウンロードすることができます。

法人向けの年賀状のテンプレートもダウンロードすることができるので、さまざまな相手に送る年賀状に使うことができるのも嬉しいポイントです。

J:COM

J:COMの年賀状テンプレートはそのまま使えるものと、自由にカスタマイズすることのできる素材のすべてを無料でダウンロードすることができます。

ビジネス関係の相手にも送ることができるフォーマルなデザインが特に豊富で、他にも干支をモチーフにしたカジュアルなものや、J:COMの人気キャラクターであるざっくぅのデザインも選択できます。

500点と種類はそこまで多くありませんが、デザインにこだわりがなく選ぶのが大変という方にはオススメです。

デザインのテーマ別に分けられているので、用途に合わせて直感的に選択できますよ。

年賀状スープ

年賀状スープは、ベーシックで使いやすい和風のデザインや、おしゃれでかわいいデザイン、取引先への挨拶にも使えるビジネス年賀状のデザインなどのテンプレートをダウンロードできるサイトです。

写真フレームや干支のイラスト、賀詞などの素材もダウンロードすることができ、どれも使いやすい素材が掲載されています。

サイト内には利用規約の案内や、利用できる範囲についてきちんと説明がされているので、安心してフリー素材を利用することができますよ。

 

フリー素材をダウンロードして作る年賀状について詳しく知りたいという方はこちらの記事もご覧ください。
年賀状をテンプレートから印刷する方法とは?宛名印刷を楽にできるサービスについても紹介

フタバなら著作権を気にせず年賀状を印刷できる。

ここまで年賀状の著作権について紹介してきましたが、年賀状のデザインを著作権について気にしながら自分で作って印刷するのは中々に大変な作業です。

上記で紹介したサイトは商標利用が可能ですが、無料のテンプレートや素材のデザインでは、ありきたりなデザインの年賀状になってしまいがちです。

フタバの年賀状印刷サービスなら、50名以上のデザイナーが手掛けた豊富なオリジナルデザインを取り揃えていますので、親しい方からビジネス関係の方にまで送れるデザインの年賀状を、著作権を気にせずに安心して印刷することができます。

また、商用許可を得た人気キャラクターのデザインも多数取り揃えていますので、著作権を気にせずに人気キャラクターの年賀状を印刷することができますよ。

宛名印刷の料金とご自宅にお届けする送料は無料でご利用いただけます。

さらに、「年賀状はフタバ」のサイトからお申込みいただくことで、最大50%割引の料金で年賀状を印刷することができます。

スマホから5分でお申込みいただけるので、かんたんかつお得に年賀状を印刷することができますよ。

年賀状印刷はフタバ

まとめ

年賀状をデザインする場合は、著作権や商標権について十分注意しなければなりません。

写真を使って年賀状を作りたい場合でも、写真スタジオで撮った写真の場合は、年賀状に写真を利用することについて許可を得ておく必要があります。

フリー素材をインターネット上でダウンロードして使う場合は、利用規約などについてよく確認するようにしましょう。