義両親に年賀状を出す場合は、添え書きの一言に何を書くべきか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

添え書きは必ず手書きで相手の気持ちに寄り添って書く、など義両親への一言を書く場合には、いくつかのポイントがあります。

今回は、義両親への年賀状の添え書きの書き方や文例について紹介します。

また義両親への年賀状は、どのようなデザインで送るのかも重要です。

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義両親への年賀状に添え書きは必要?

年賀状を出しても、印刷されているテンプレートの例文だけでは、せっかくの年賀状でも味気なく感じられてしまう可能性があります。

相手の幸せや健康、新しい年の活躍をお祈りしたり何か共通の話題などを一言添えたりすると喜ばれるでしょう。

義両親とよい関係を築きたいのなら、年賀状に一言メッセージを添えることをおすすめします。

一般的な添え書きの内容や面白い一言などを知りたい方は、こちらをご覧ください。
【年賀状の一言】添え書きには何を書けばよい?送る相手別の文例やマナーを紹介!

結婚式の前後で年賀状を出すと好印象!

婚約期間に年末年始が被ってしまった場合は、ぜひ義両親に年賀状を送ってみましょう。

マナーがしっかり守られ、心のこもった年賀状を送れば、義両親にも安心してもらえるとともに、今後の関係性もよくなります。

また、結婚後の年末年始に義両親へ直接挨拶ができない場合は、年賀状を送って新年の挨拶をしましょう。

年賀状を出すべきなのかは家庭によって異なるので、結婚後初めて迎えるお正月であれば、様子見も兼ねて送っておくのが無難です。

年賀状を送った際の反応を見て、2回目以降出すかどうかを決めるとよいでしょう。

義両親への年賀状の添え書きで一言メッセージを書く際のポイント

1~2文字の賀詞は使わない

義両親は目上の方にあたるので、「寿」「賀正」「迎春」のような1∼2文字の賀詞を使うのは避けましょう。

一般的に漢字1~2文字の賀詞は目下の相手に使うものなので、義両親には使うべきではありません。

「謹賀新年」などの4文字の賀詞や、「明けましておめでとうございます」「謹んで新年のお慶びを申し上げます」などの言葉を使うようにしましょう。

書くときは手書きで

年賀状に添える一言メッセージは、手書きで書くようにしましょう。

せっかく一言添えても、パソコンなどで書いた場合は「テンプレートの一言なのでは?」と感じられてしまうかもしれません。

手書きの一言メッセージがあれば、手間暇かけて年賀状を出してくれたと感じてもらえるでしょう。

相手の気持ちに寄り添った内容を書く

昨年に起こったちょっとした出来事や、嬉しかったこと、少しの変化などを報告として書き添えるだけでも喜ばれます。

「何を書いていいのかよくわからない」という場合は、家族が元気に過ごしていることを伝えられるエピソードや、義両親の体調を気遣うような言葉を添えるとよいでしょう。

大切なのは、相手の気持ちに寄り添った内容を自分の素直な言葉で書くことです。

健康を気遣う言葉に注意する

健康を気遣った言葉を添える際には、言葉の間違いに注意しましょう。

たとえば、「ご自愛ください」はお体を大切にしてくださいという意味の言葉ですが、「お体ご自愛ください」のように間違った使い方が多く見られます。

そもそも「自愛」は自らの心身を大切にするという意味なので、「お体ご自愛ください」では「体」という言葉が重複している点に注意が必要です。

「ご自愛ください」の前に言葉を付けるのであれば、「どうか」や「くれぐれも」を使いましょう。

また、すでに体調を崩している方に使うべき言葉ではありません。

体調を崩している方や入院している方に対しては、「ご無理をなさらず、早く快方に向かわれますようお祈りいたします」などの言葉が適切です。

年賀状では使い慣れていない言葉を使うことが多いので、一度意味や言葉の使い方を確認しておきましょう。

感謝を伝える

義両親への年賀状では、「いつもありがとうございます」という感謝を伝える一文を添えましょう。

日頃の感謝を伝えられると嬉しいものです。

特に、普段から頻繁に義両親に会っている方は、面と向かって言いにくい感謝の気持ちを伝えてみると喜ばれるでしょう。

近況を伝える

遠方などで普段は義両親になかなか会えない場合は、家族の近況を添えてみましょう。

家族写真に近況報告の一文を添えるのも、より近況がわかりやすくなるのでおすすめです。

子どもの写真を添える

子どもがいらっしゃるご家庭であれば、子どもの写真を添えるとよいでしょう。

孫の顔や成長を見られるのは、義両親にとって嬉しいものです。

子どもの成長に関する一言や、子どもから義両親へのメッセージなどを添えると、より喜ばれるでしょう。

義両親への年賀状に書く一言メッセージ・添え書きの文例

義両親への年賀状に書く一言メッセージ・添え書きの文例は以下の通りです。

  • いつもお心にかけていただき 感謝しております
  • ご無沙汰しております お変わりなくお過ごしでしょうか
  • 家族全員でお会いできるのを楽しみにしています
  • 皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます
  • 昨年はお忙しい中 子どもたちの面倒を見ていただきありがとうございました
  • 寒い日が続きますが どうかご自愛ください

 

義両親に送る年賀状の添え書きの文例

新年の挨拶に行けない場合

新年おめでとうございます

事の都合とはいえ新年のご挨拶が年賀状だけになり申し訳ありません

今度の連休には家族でお邪魔させていただきます

まだまだ寒い日が続いておりますが くれぐれもご自愛ください

新年の挨拶に行く場合

謹んで新年のお慶びを申し上げます

おかげさまで家族揃って新年を迎えることができました

お正月にお会い出来るのを家族全員楽しみにしています

今年もどうぞよろしくお願いいたします

結婚式前の文例

あけましておめでとうございます

みなさまは新年を迎えいかがお過ごしでしょうか

春には結婚式も控えており何かとお世話になるかと存じます

今後ともどうぞよろしくお願いいたします

結婚式後の文例

昨年は大変お世話になりました

私をこころよく家族として迎えてくださり感謝申し上げます

結婚してから初めてのお正月を皆さまと迎えられることを楽しみにしています

寒い日が続いているのでお体に気を付けてお過ごしください

義両親に年賀状を出す際の注意点

元旦に届くようにする

これから長い付き合いになる家族ですから、なるべく失礼が無いように、元旦に届くように年賀状を投函しましょう。

特に義両親の家が遠い場合は、届くまでに時間がかかってしまいます。

年賀状は、12月25日までに投函すれば確実に元旦に届きますので、早めに年賀状を準備しましょう。

手書きの一言は必ず入れる

すべての文章や宛名まで手書きにする必要はありませんが、裏面の空白部分には必ずオリジナルの一言を添えて出すようにしましょう。

あなたからの手書きのメッセージがあるだけでも、受け取った側の印象は大きく変わります。

親近感をもってもらうためにも、手書きの一言メッセージは必ず添えるようにしましょう。

文字のバランスに気を付ける

文字のバランスに気を付けると見栄えがよくなりますが、文字の間が離れすぎていると読みにくい印象になってしまいます。

また、漢字は少し大きめ、ひらがなは少し小さめに書くことで、バランスが良く見えますよ。

ただし、やりすぎるとかえって不自然になってしまうので注意しましょう。

他にも、文字の縦の中心や止め・ハネ・払いを意識すると、バランスの良いきれいな文字が書けます。

長い文章は避ける

できるだけ丁寧に挨拶をしなければと構えすぎてしまい、メッセージが長文になりすぎてしまうのも良くありません。

ごちゃごちゃした印象を与えてしまい、読みづらくなってしまいます。

短く端的なメッセージを書くように心がけましょう。

宛名、差出人の名前について

義両親が夫婦で一緒に暮らしている場合は、基本的に宛名はお父様、お母様の連名にします。

差出人は自分の名前のみでも大丈夫です。

地域や家によっては、差出人に自分の親の名前も連名で入れる、または自分の親にも義両親に年賀状を出してもらう必要がある場合もあります。

現在では少なくなってきていますが、そのような考えが今も残っている場合があります。

そういった点に関しては、配偶者としっかり話し合っておくようにしましょう。

両家の考え方についてきちんと話し合って、うやむやにしないことは、家族として付き合っていくうえでも重要なポイントです。

喪中ではないか確認をする

義両親が喪中だった場合、喪中にもかかわらず年賀状を送ってしまうのは常識がないと思われてしまう可能性があるので、何としても避けたいところです。

必ず配偶者に喪中かどうかを確認してください。

もしも喪中であれば、松の内である1月7日を過ぎてから2月4日の立春までの間に、寒中見舞いで新年の挨拶をするとよいでしょう。

デザインはどんなものがよい?

義両親への年賀状のデザインは、義両親との関係性によって相応しいものが変わります。

義両親と頻繁に会っていたり親しい間柄だったりする場合は、可愛らしいデザインで送るのがよいでしょう。

また、子どもの写真を使う場合は、以下のようなポップなデザインのものだと、写真が映えるのでおすすめです。

反対に、あまり顔を合わせない、そこまで親しい間柄ではないという場合には、少し厳かな雰囲気のものを選んで年賀状を送るのがよいでしょう。

ただし、よほど格式などを気にする家でない限りは、ビジネス年賀状のようなフォーマルすぎるデザインよりも、少しやわらかい雰囲気のデザインを選ぶことをおすすめします。

フタバの年賀状で義両親に思いを伝えませんか

ここまで義両親への年賀状の添え書きについて紹介してきましたが、年賀状を送るうえではデザインも重要ですよね。

そっけないデザインのものであると、せっかく書いた一言メッセージの印象も薄くなってしまうかもしれません。

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大切なあの人へ、日頃お世話になっている方へ、年に一度のご挨拶としてすてきな年賀状を送ってみてはいかがでしょうか。

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まとめ

義両親への年賀状は、手書きの一言メッセージを必ず書いてから出すようにしましょう。

ポイントをしっかり押さえることで、喜ばれる年賀状を送れます。

婚約期間に義両親に年賀状を書く場合にも、マナーや注意点をしっかりと守り、日頃の感謝の気持ちや体を気遣う気持ちを、自分の言葉で素直に伝えてみてください。