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よくあるご質問

寒中・喪中について

喪中とは何ですか?

近親者が亡くなったとき、その死を追悼し魂を鎮(しず)めるため、生活を慎み、派手なことや慶事ことを避けることを「喪に服する」といいます。「喪に服する」=「服喪」の期間を「喪中」といいます。
ただ、もともと地域的な歴史や文化の中で伝えられてきた風習ですから、決まりがあるわけではありません。
広く世間一般に普及した「服喪」の考え方として、「喪中には年賀状を出さない」というのは、その代表例といえます。

寒中見舞いとは何ですか?

松の内(1/1〜1/7)が明けてから立春(2/4頃)までの間に送る見舞いの書状です。
送る時期が年賀状の直後であることから、様々な理由(喪中など)で年賀状のやりとりができなかった方に、年頭のご挨拶の代わりとして送るものです。

喪中はがきは、いつ、誰に出せばいいですか?

年賀状を出せないことを知らせる必要があるので、先方が年賀状を用意する12月初旬までに届くように出すのが親切です。
出す相手は、友人、知人、仕事の関係者に出します。親兄弟や常に交流のある親族には出さないことが多いようです。
仕事上のお付き合いで故人と面識のない方や、気遣いをさせたくない相手には喪中を知らせずに、例年通り年賀状を送ることもあります。

誰が亡くなった時に出せばいいのですか?

二親等以内の親族が一般的な範囲です。
・自分を中心とした一親等以内⇒父母・配偶者・子
・生計を共にしている二親等以内⇒祖父母・兄弟姉妹・孫
故人と自分との続柄や、故人と喪中を送る相手との関係を考慮して、必要と思われる範囲に出します。

冒頭の挨拶文の違いはありますか?

「〜ご遠慮申し上げます」と「〜失礼させていただきます」の2種類があります。
「~ご遠慮申し上げます」=先方からの年賀状を辞退します
「~失礼させていただきます」=こちらから年賀状を送りません
しかし、あくまで挨拶文ですのでどちらが正しいということはありません。

喪中なのに年賀状が届いたらどうすればいいですか?

松が明けた後(1/7過ぎ)、寒中見舞い(喪中をお伝えしていなかった方への返信)や挨拶状として送ります。
返信内容は、年賀状をいただいたことに対するお礼と、故人を明らかにした上で、喪中であったことを伝えます。

喪中の方に年賀状を出してしまったらどうすればいいですか?

年賀状の投函と行き違いになり年内に喪中であることが分かったときは、すぐにお詫びの連絡を入れます。
松が明けた後(1/7過ぎ)に改めて、寒中見舞いなどでお悔やみを兼ねた書状を出します。