2024.09.30
自宅のパソコンやコンビニで年賀状を印刷する方法・やり方とは?
年賀状の印刷
年賀状を印刷したいと思っても、印刷の方法はさまざまであるため、どの印刷のやり方がよいのかよくわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
自宅でプリンターを使うほかにも、コンビニで印刷するやり方などがあり、どのような年賀状を印刷したいかによって、おすすめのやり方は違ってきます。
今回は、年賀状を印刷するやり方のほか、宛名だけを印刷したいときの設定についても紹介します。
年賀状を自宅で印刷するやり方
プリンター・印刷機の設定
プリンターの設定のやり方は、パソコンがWindowsかMacOSかによって違います。
それぞれの設定のやり方について紹介します。
Windowsの場合
- ①印刷する年賀状のデータを作成したアプリケーションソフトの「印刷」を選択
- ②使うプリンターを選択し、「詳細設定」や「プリンターのプロパティ」などをクリックして、プリンターの「印刷設定」画面を表示
- ③はがきの種類と印刷する面を設定
- ④はがきを印刷機にセットしたら印刷を開始
Mac OSの場合
- ①アプリケーションの「ファイル」メニューから「ページ設定」を選択
- ②「対象プリンタ」で使用するプリンターのモデルを選択し、用紙サイズで「はがき(もしくはハガキ)」を選択
- ③ふちなし印刷の場合は、「ふちなし(もしくは縁なし)」のを選択し、「方向」は印刷の向きに合わせて設定
- ④「ファイル」のメニューから「プリント」を選択し、「印刷設定」を選択
- ⑤はがきの種類と印刷する面を選択し設定
用紙の種類は以下の通りです。
はがきの種類 | 宛名面 | 裏面 |
---|---|---|
インクジェット用年賀はがき | 普通紙 「乾きにくい紙」にチェック | インクジェット紙 |
写真用年賀はがき | 写真用はがき 宛名面 | 写真用はがき 裏面(通信面 |
普通紙(再生紙)年賀はがき | 普通紙 「乾きにくい紙」にチェック | 普通紙 「乾きにくい紙」にチェック |
Wordから年賀状を印刷するやり方
年賀状はWordを使って印刷することができます。
印刷のやり方は以下の通りです。
- ①「ページレイアウト」タブを選択して「ページ設定」をクリック
- ②「余白」タブに切り替え、「印刷の向き」を選択
- ②「用紙」タブに切り替え、「用紙サイズ」から「郵便ハガキ」を選択
- ③「用紙トレイ」の「1ページ目」と「2ページ目以降」の一覧から「手差し」を選択し、「OK」をクリック
- ④「ファイル」タブを選択し、「印刷」を選択
- ⑤「プリンター」から使用する印刷機を選択し、「プリンターのプロパティ」をクリック
- ⑥「原稿サイズ」を「郵便ハガキ」に設定し、「原稿方向」を印刷したい向きにチェック
- ⑦「給紙トレイ」を「手差しトレイ」に設定し、「用紙種類」を「厚紙2」に設定して「OK」をクリック
- ⑧印刷部数を入力し、「印刷」をクリックして印刷を開始
自宅で印刷する際の注意点
はがきの種類には、自宅のプリンターでの印刷に使用できるものと使用できないものがあるので、よく確認してから印刷をしてください。
また、印刷する際には、はがきのセット方法と印刷機の設定を正しく行ないましょう。
はがきを自宅できれいに印刷するのには限界があるため、高品質できれいな年賀状を印刷したいときは、印刷サービスなどを利用するとよいでしょう。
年賀状の宛名印刷のやり方
WordとExcelから宛名印刷をするやり方
WordとExcelを使って宛名印刷をすることもできます。
印刷のやり方は以下の通りです。
Word側の設定
- ①ワードの「差し込み文書」タブをクリック後「作成」グループにある「はがき印刷」を選択し、「宛名面の作成」を選択
- ②「はがき宛名印刷ウィザード」のミニウィンドウが開くので、「次へ」をクリック
- ③の種類を「年賀/暑中見舞い」を選択し、「次へ」をクリック
- ④縦書き/横書きを指定し、「次へ」をクリック
- ⑤「フォント」から宛名のフォント(字体)を選び、必要に応じて番地などの書式を指定して「次へ」をクリック
- ⑥差出人の住所などの情報を入力。宛名面に自分の氏名や住所などを載せたい場合は、「差出人を印刷する」にチェックを入れ、データを入力し「次へ」をクリック
- ⑦差し込み印刷を設定。「標準の住所録ファイル」を選択し、「ファイルの種類」から「Microsoft Excel」を選択して。「次へ」をクリック。
Excel側の設定
- ①先ほど指定した差し込み用「標準の住所録ファイル」のExcelファイルを開く
- ②それぞれの項目に宛名のデータを入力して、住所録を作成
- ③データ入力が完了したら、ファイルを保存
印刷
- ①先ほどのWordのファイルを起動し「はがき宛名面印刷」を選択。表示されている宛名だけ印刷したい場合は「印刷」で「表示中のはがきを印刷」を選択。
- ②複数もしくはすべてのデータを印刷したい場合は「印刷」の「すべて印刷」を選択。
- ③「プリンターに差し込み」ウィンドウが表示されたら、印刷するレコードを指定して「OK」をクリック
- ④「印刷」ウィンドウで「OK」をクリックすると、印刷が開始
年賀状を印刷するプリンターの選び方
サイズ
年賀状印刷のためだけにプリンターを選ぶ場合は、収納しやすいコンパクトなサイズを選ぶとよいでしょう。
たとえば、横幅40cm×高さ15cm程度のプリンターなら、コンパクトに収納できます。
解像度
解像度が高ければ高いほどきれいに年賀状を印刷することが可能です。
基準となる解像度の単位には「dpi」が用いられますが、この数値が大きければ大きいほど解像度も高くなります。
きれいな写真年賀状を印刷したい方は、解像度の高いプリンターを選ぶとよいでしょう。
価格
プリンターの価格は、33,000円前後のものから30,000円以上のものまで、機能によってさまざまです。
必要な機能が備わっていないと不便に感じてしまいますが、不要な機能が多くても使いこなせません。
用途や環境に合わせて、納得のいく価格のプリンターを選びましょう。
印刷方法
代表的な印刷方式は、インクジェット方式やレーザー方式です。
インクジェット方式は、写真や年賀状の印刷に適している印刷方式とされているため、プリンターを選ぶ際はインクジェット方式のものを選ぶのがよいでしょう。
年賀状印刷のためのプリンターの設定方法
自宅で年賀状を印刷する場合は、プリンターの設定が必要です。
詳しい設定方法についてはこちらからご覧ください。
作成から印刷までスマホで操作したい場合
年賀状作成から印刷までの操作をスマホで行いたい場合はWi-Fiダイレクト機能がついたプリンターを選ぶとよいでしょう。
スマホと直接通信を行うため、手元でデザインを調整しながら手軽に年賀状を作成・印刷できます。
また、年賀状プリンターに比べて自由にデザインできるのも特徴です。
ちなみに、パソコンで年賀状作成を行う場合は、有線接続のプリンターでも問題ありません。
年賀状を印刷するプリンターを選ぶ際の注意点
使用可能なインクについて確認する
年賀状を印刷するインクジェットプリンターのインクは、「染料インク」と「顔料インク」の2種類に分けられます。
年賀状の通信面(裏面)の印刷には染料インクがおすすめですが、宛名面(表面)の印刷には顔料インクがおすすめです。
そのため、両方を印刷したい方は、使用できるインクを確認しておきましょう。
インクの色の数についても確認する
一般的に年賀状の印刷で使われるプリンターのインクの数は、4~6色です。
文字が中心の場合は、4色で問題ないでしょう。
ただし、通信面に写真やカラフルなイラストを使用したい方には、6色以上のインクジェットプリンターをおすすめします。
とはいえ、インクの数が多ければ多いほどインク代もかかります。
印刷枚数が多い場合などは、ランニングコストも考えて選ぶようにしましょう。
あると便利!年賀状印刷で使えるプリンターのおすすめ機能
以下では、印刷時に便利な機能を紹介します。年賀状印刷を行う際は、ぜひ参考にしてください。
宛名面と通信面を一度に仕上げられる自動両面印刷
印刷の手間を少しでも減らしたい方は、宛名面と通信面の印刷を同時に行う自動両面印刷が可能なプリンターを選ぶとよいでしょう。
SDカードやUSBメモリから印刷できる
カメラで撮影した写真を年賀状に使いたい方は、SDカードやUSBメモリなどが読み込めるできるプリンターがおすすめです。
スマホとプリンターをペアリングする必要がないため、プリンターの簡単な操作だけで手軽に印刷することができます。
大量印刷なら…カートリッジ式インクよりインクタンク式!
年賀状を大量印刷する方は、インクタンク式のプリンターを選ぶとよいでしょう。
大容量のタンクなのでカートリッジ式のものより交換頻度が少なく、印刷費用も半分以下に抑えられます。
年賀状を自宅以外で印刷するやり方
アプリから印刷するやり方
スマホのアプリからでも年賀状を印刷することができます。今回は便利な2つのアプリを紹介します。
【スマホで写真年賀状】
「スマホで写真年賀状」は、家族やお友達との写真を使って年賀状を作りたい方におすすめのアプリです。このアプリならきれいな写真の年賀状を作ることができます。
富士フイルムの印刷工場と直接連携し、超高画質銀塩写真ペーパー「フジカラープリント」と年賀はがきを貼り合わせて作成しているため、写真屋さんに現像に出した写真と同じような写真年賀状を印刷してもらうことができます。
デザインも5,000種類以上のテンプレートから選べるだけでなく、レイアウトや文字の内容と大きさ、位置なども自分で調整することができます。
写真を使わない年賀状を作ることもでき、キャラクター年賀状も800種類と非常に豊富です。
使いたい写真を自動補正してくれる機能もあるため、写真自体のクオリティが高くなくても安心して利用することができます。
また、印刷した年賀状は24時までの注文の場合は最短で翌日には発送してもらうことができます。送料は無料です。
さらに、投函代行サービスもあり、12月23日の14時までに注文をすれば元旦に配達してもらうことができます。
料金は以下の通りです。
はがき代+印刷代(1枚あたり)/写真あり | 1〜40枚/193円 |
はがき代+印刷代(1枚あたり)/写真なし | 1〜40枚/162円 |
【スマホで年賀状】
「スマホで年賀状」はスマホから簡単にオリジナルの年賀状を作りたい方におすすめのアプリです。
2,000種類以上の豊富なデザインから選べるうえ、手書きの文字を取り込んでデザインとして配置できる手書きスキャン機能など、オリジナリティ溢れる年賀状を作ることができます。
定番デザインのテンプレートの他にも、有名クリエイターや北欧テイストなどのデザインを選べるのも魅力です。
デザインに詳しくない方でもクオリティの高い年賀状を簡単に作ることができます。
また、写真入りの年賀状を作ることもできますよ。
印刷した年賀状は15時までの注文で翌日に自宅まで発送してもらえます。送料は税込み913円(宅急便)です。
投函代行のサービスも併せて利用することができ、12月24日の15時までに注文をすれば元旦に配達してもらえます。
料金は以下の通りです。
はがき代+印刷代(1枚あたり)/普通紙 | 1〜29枚/157円 |
はがき代+印刷代(1枚あたり)/写真用紙 | 1〜29枚/184円 |
コンビニへの持ち込みで印刷
自宅で作成した年賀状は、コンビニに持ち込んで印刷することも可能です。
年賀状のデータをマルチコピー機で印刷するため、すぐに印刷できて便利なだけでなく、自宅でプリンターを使って印刷をするよりも滲みにくいメリットがあります。
ただし、機種によってはフチなし印刷ができない場合もあるため、注意が必要です。
コンビニで年賀状を印刷する際にはマルチコピー機のカセットに持参したはがきをセットして印刷することができます。
インクジェット紙は使えない場合もあるため、避けておくのが無難でしょう。
また、コンビニで年賀状を印刷する場合にはアプリで年賀状のデザインを作成し、そのままコンビニで印刷できる「コンビニで年賀状」を利用できます。。
1枚から印刷できるほか、別のアプリなどで作ったデザインも印刷することができるので、とても便利なアプリです。
写真屋さんで印刷
写真屋さんで年賀状を印刷すれば、写真年賀状をとてもきれいに仕上げることができます。
お店で直接依頼するほかに、ネット注文も利用できますが、他の印刷方法に比べると値段が高い傾向にあります。
多少値が張ってもきれいな写真年賀状を印刷したい!という方におすすめのサービスです。
年賀状印刷サービスで印刷
年賀状印刷サービスに印刷を依頼して、年賀状を印刷することもできます。
希望のデザイン年賀状を、きれいに印刷できるほか、フチなし印刷や写真年賀状の印刷も可能です。
年賀状印刷サービスは写真屋さんでの印刷よりも料金が安いことが多く、注文内容によっては翌日出荷も可能です。
料金を抑えながら早く印刷したい!という方におすすめのサービスです。
フタバの年賀状印刷サービスなら高品質の年賀状簡単・お得に印刷できる
先述のように、年賀状印刷サービスを利用することで、年賀状を印刷する手間をかけずに、楽にきれいな年賀状を作ることができます。
なかでもフタバの年賀状印刷サービスは特におすすめのサービスです。
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年に一度のご挨拶。大切なあの人へ、日頃お世話になっている方へ、素敵な年賀状を送りましょう。
まとめ
年賀状を印刷するやり方には、自宅で印刷するほかにも、コンビニや写真屋さん、年賀状印刷サービスなどを利用するやり方があります。
希望の予算や仕上がり速度などによって最適な印刷のやり方が違うため、どのようなやり方がよいのかよく確認・検討しましょう。
フタバの年賀状印刷サービスなら、高い品質で写真入りなど豊富なデザインの年賀状を印刷することができます。
年賀状印刷サービスのご利用をお考えの際は、ぜひフタバの年賀状印刷サービスをご利用ください。