年賀状を送る相手の中には、久しく会っていない方や、年賀状を久しぶりに出すという方もいらっしゃいますよね。

このようにご無沙汰している方に向けて年賀状を送る際は、どのような一言を書けばよいのでしょうか?

この記事では、ご無沙汰している方に送る年賀状のポイントや文例をご紹介します。

会いたくてもなかなか会えない……という方には、せめて年賀状ではしっかりと気持ちを伝えたいものですよね。

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ご無沙汰な人へ送る年賀状の一言を書くポイント

近況を伺ったり記念をお祝いしたりする一言を添える

遠くに住んでいる方や仕事や育児に忙しい方とは、お誘いしても時間の都合などがあわないことも多いものです。

「また、会おうね」と言っていても、結局は会えずじまいになってしまうということもめずらしくないでしょう。

そんな場合は、相手の近況や健康を気遣う一言や、記念日をお祝いする一言を添えてみてはいかがでしょうか。

結婚の節目であったり、30歳や40歳など年齢的に区切りがよい年だったりする場合には、そのことをお祝いする言葉を添えましょう

お子さんの入学、就職などのおめでたい節目について触れるのもよいですね。

上手に書くことよりも気持ちを込めて書くことを意識する

年賀状の一言に何を書いたらいいのか悩んでしまう原因として、上手に書こうとして思い悩んでしまうという場合があります。

ご無沙汰している方に送るメッセージであるため、年賀状くらいはきちんと書かなければならないという気持ちが強く、筆が進まないこともあるでしょう。

しかし、上手に書こうとする必要はありません。

「また会いたい」「最近はどうしているのかを知りたい」という素直な気持ちを込めた一言を文章にするほうが、印象に残るよい一言メッセージになりますよ。

傷つけてしまうようなことは書かない

相手の近況がわからないと、今は何をしているのか、元気で過ごしているか、などいろんなことが気になってしまうものですよね。

だからといって、遠慮なく何でも話題にしてよいわけではありません。

最後に会ったり連絡を取ったりしたときの相手の状況があまりよくなかった場合は、そのことについては触れないようにするのが賢明です。

プライベートなことに踏み込み過ぎると、相手を傷つけてしまう可能性があります。

たとえば、昇給や就職活動のほか、結婚や妊娠などについての内容は、相手が置かれている状況によっては辛い気持ちにさせてしまう可能性があるので、十分気を付けるようにしましょう。

ネガティブな内容は書かない

年賀状は、新しい年を迎えるおめでたいはがきですので、ネガティブな内容を書かないことも大切です。

「不況の波をうけてリストラされてしまい…」などのように、どのような返事を書けばよいか戸惑ってしまうようなメッセージは避けましょう。

近況があまりよい状況とは言えない場合でも、相手の気持ちが沈んでしまうような内容は書くべきではありません。

ご無沙汰な人に年賀状を送る場合の文例

送る相手との関係性別に年賀状の文例を紹介します。

友人

手書きだからといって身構える必要はありません。普段のようにメールを打つ感覚で書てみましょう。

年賀状らしく新年の幸せを願う言葉や、自分の今年の抱負や意気込みを書いて伝えるのもよいかもしれません。

文例1

久しぶりその後はお元気ですか?

〇〇ちゃんは大きくなったかな

笑顔いっぱいの毎日を過ごせるように願っています

 

文例2

ご無沙汰しています

その後変わりなく過ごしていますか?

今年こそ再会できるとよいですね

お互いにとってよい年になりますように

 

親戚

自分の親戚のほか結婚相手の親戚など、親戚と言っても距離感によって書く内容は違ってくるものですよね。

そのため、親戚に一言を書く場合には、自分との関係が遠ければ遠いほど丁寧な文章で書きましょう。

文例1

ご無沙汰しております

そちらはお変わりありませんか

近くにお越しの際はぜひお知らせくださいね

 

文例2

ご無沙汰していますいつも○○(子供)によくしていただき、ありがとうございます

今年からいよいよ中学生です

引き続き 温かく見守ってやってください

今年もよろしくお願いします

 

文例3

久しくご無沙汰しております母から伯父様方の近況を聞き

昔のことを思い出して懐かしくなりました

近いうちに一度 家族揃ってお伺いしたいと思っています

皆様にとってよい年になりますよう心よりお祈り申し上げます

 

文例4

ご家族の皆様お障りもなく よき年をお迎えのここと存じます

結婚以来何かとお気にかけていただき 感謝しております

どうか日頃のご無沙汰をお許しください

本年も変わらずよろしくお願い申し上げます

 

目上の人

文例1

お健やかに新年をお迎えのことと存じます私どもも、元気に過ごしております

寒さが厳しい季節ですので お身体にお気を付けください

 

文例2

ご無沙汰していますお元気でいらっしゃいますか

早いもので次男が今年から中学生になります

ご家族の皆様のご多幸とご活躍を心からお祈り申し上げます

 

ビジネス関係

送る相手や状況にも左右されますが、ビジネス関係の方への年賀状の場合は、まずは失礼にあたらない言葉を使ったフォーマルな文章を選ぶように気を付けましょう。

文例1

よき年をお迎えのことと存じます

在職中は大変お世話になり ありがとうございました

今後ともよろしくお願い申し上げます

 

文例2

ご無沙汰を致しましてお詫び申し上げます

昨年秋に転職し新しい職場にもようやく慣れてまいりました

またお会いできる日を楽しみにしております

 

文例3

お障りもなくよき年を迎えられたことと存じます

日頃のご無沙汰をどうかお許しください

折にふれ先輩のご活躍を耳にしては陰ながら喜んでおります

お忙しい毎日だとは思いますが、くれぐれも健康にはご留意ください

 

文例4

在職中は色々と大変お世話になりました

深く感謝申し上げます

今年の〇月に転勤し慌ただしい日々を過ごしております

皆様のご健康とご活躍を心よりお祈り申し上げます

文例のように、相手のことを気遣う言葉とご無沙汰していて申し訳ない気持ちなどを盛り込むことで、相応しい添え書きを書くことができます。

相手の方がご高齢である場合は、体調などを気遣う一言を書くのもよいでしょう。

「厳しい寒さが続いておりますが体調など崩されぬようご留意ください」

このような一言があるだけで、よい印象をもってもらえますよ。

コロナ禍で会っていない人

ご無沙汰している理由のひとつに、コロナの影響が原因で会う機会が少なくなっている人もいるでしょう。

ネガティブな内容は避けて、相手を気遣う気持ちを添える文例をご紹介します。

文例1

コロナの影響でご無沙汰しておりますが お元気でいらっしゃいますか私は在宅勤務が定着し お陰様で家族との距離は縮まったように思います

寒い日が続きますので 〇〇様もお身体に気をつけてお過ごしください

文例2

ご無沙汰しておりますが お変わりありませんかコロナも少し落ち着いてきているようなので 今年こそゆっくりお食事でも楽しみたいです

近くにお越しの際は ぜひお知らせくださいね

 

一言を書く際の注意点

句読点は使わないようにする

お祝い事や喜ばしいことは長く続いて欲しいものですよね。

そのことから、年賀状のような新年を祝うおめでたいものの文章には、「、」「。」などの句読点を使わないのが主流となりました。

句読点をつけてしまうと、「よいことに区切りをつける」という意味になってしまい、縁起が悪いためです。

日本では験担ぎのような習慣が色濃く残っているので、特に目上の人に向けた年賀状に句読点を使うことは避けたほうがよいでしょう。

忌み言葉に気を付ける

忌み言葉とは、ネガティブやマイナスなイメージを連想させる言葉です。

例えば、「去る」「別れる」「離れる」「痛い」「死ぬ」「苦しむ」といった意味を持つ漢字です。

去、別、離、弱、苦、死、痛、落、避、消、失、錆、倒、壊、衰、九、四 など…

特に「去」はよく、「去年は大変お世話になりました」などのように使ってしまいがちですが、忌み言葉を含んでいるので使うべきではありません。

そのような場合には「昨年」や「旧年中」と言った言葉に言い換えることができます。

他の言葉を使う場合でも、忌み言葉ではないか、言い換えられる言葉はないかを調べるようにしましょう。

二重賀詞にならないようにする

新年を祝う賀詞は、基本的に年賀状1枚につき1回のみ使います。

例えば、よく見かける「新年あけましておめでとう」ですが、これは間違いです。

「新年」と「あけましておめでとう」はそれぞれ独立している賀詞なので、二重賀詞になってしまいます。

また、「賀正」や「迎春」といった賀詞のあとに「あけましておめでとう」と書いてしまうのも賀詞の重複になります。

鉛筆やボールペン以外で書く

鉛筆でメッセージを書いた年賀状は相手に「手を抜いている」「軽く思っている」というマイナスな印象を与えてしまうことがあります。

そのため、年賀状の一言は鉛筆で書かないほうが無難です。

また、鉛筆で書いた場合簡単に消せてしまうため、正式な文章は鉛筆で書かないものであるという考えもあります。

さらに、ボールペンで年賀状の一言を書くことも一般的にはあまりよい印象ではありません。

もともと年賀状は毛筆で書かれていました。

毛筆に比べるとボールペンで書いた文字は細すぎるため、新年のお祝いにはあまり相応しくないという考えがあるようです。

手書きのメッセージは、できるだけ太めのペンや筆ペンなどを使って書くのがよいでしょう。

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まとめ

ご無沙汰している方に年賀状を送る場合は、気持ちのこもった一言を添えて、相手に喜ばれるような年賀状を送りましょう。

年賀状に一言を書く際には、句読点や忌み言葉などにも注意が必要です。

すてきな年賀状をきっかけに、ご無沙汰の方とも交流が深まるとよいですね。