2023.08.28
喪中はがきの差出人はどうやって書けばよい?連名の際の書き方や、宛名面の書き方についても解説。
喪中はがき
喪中はがきでは、必ず差出人について書かなければなりません。
ですが、差出人を連名にする場合や表面と裏面のどちらに書けばよいかなど書き方やマナーについてはよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、喪中はがきの差出人の欄について紹介します。
喪中はがきの差出人を連名にするには?
家族ぐるみでお付き合いがある人や夫婦で喪中はがきを送りたいときにはどうすればよいのでしょうか。
いくつかのパターンを詳しく見ていきましょう。
夫婦連名の場合
夫婦2人の名前を書く時は、故人と差出人の関係がわかりにくくならないように気をつける必要があります。
- 差出人の名前の右側に書かれている人に合わせて続柄を書く
- 誰が亡くなったのかを書かず、年賀欠礼に関してだけ書く
- そもそも夫婦連名にしない
喪中はがきの連名の書き方には正解がある訳ではないので、受け取った相手が困らないように丁寧に書くことが重要です。
親子連名の場合
親子連名で書く時は、差出人の欄にはまず親の名前を書き、その左隣に子供の名前を書きましょう。
故人との続柄は差出人の最初に書かれた人との関係を書く場合が多いです。
とはいえ、明確なルールがあるわけではないので、受け取った人によってはどんな関係の人が亡くなったのかがわかりにくいと感じてしまう可能性があります。
故人との関係性によって喪中の期間も異なるため、喪中はがきでは代表者の名前だけを書くか、個人で出すほうがよいでしょう。
喪中はがきの続柄やその書き方について詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてください。
喪中はがきの続柄の書き方とは?文例や続柄によって変わる喪中の範囲についても解説
子どもを差出人に加えて喪中はがきを出すべき?
大人同士は喪中ということで年賀状を控えても、小さな子どもに関してはお正月休みの間のお友達とのコミュニケーションの1つとしていつも通り送ったり、もらったりするご家庭が多いのではないでしょうか。
また、喪中の慣例に従う場合でも、子ども同士であれば学校で直接お友達に「年賀状は出せない」と伝えることができるため、喪中はがきが不要なケースも多い傾向にあります。
喪中はがきの差出人の書き方やマナーについて
喪中はがきを書く際には、差出人の書き方にも気をつけなければいけません。
この章では、受け取った人に内容が正しく伝わるように、差出人を書くためのポイントを解説します。
表面と裏面のどちらでも構わない
喪中はがきは喪中であることと年賀欠礼をお知らせするためのはがきです。
そのため、受け取った人にとって「誰から届いたのか」ということはとても重要であり、特に差出人の住所と名前は必ず書く必要があります。
ただし、差出人の住所と名前は、書く位置によって格が変わったり失礼になったりすることはないので、表面と裏面のどちらでも問題ありません。
表面に書く場合
切手の下の部分に差出人の住所と名前を書きます。
住所は、はがきの左下に差出人の郵便番号を書く枠があるので、その枠の右端からはみ出ないように書き始めるとバランスがよくなるでしょう。
また、宛名の住所や名前よりも小さい文字で書きます。
裏面に書く場合
裏面に書く際も表面と同様にはがきの端に書きますが、本文を書く向きやはがきの向きによって書く場所が変わります。
- 縦書きのはがきに縦書きで書くデザインの場合は左下
- 縦向きのはがきに横書きで本文を書いたデザインの場合は下の中央
- 横向きのはがきで横書きで書くデザインの場合には右下
いずれの場合も、本文よりも小さめの字で住所を書き、それよりも大きい字で続けて名前を書きます。
両面に書いたほうがよい?
差出人を両面に書くのはマナー違反とはなりませんが、しつこい印象になる場合があります。
そのため、喪中はがきのデザインに合わせて、表面か裏面のどちらかに差出人を書くようにしましょう。
差出人を必ず喪主にする必要はあるの?
喪主は葬儀の際の代表という立場にとどまり、年賀欠礼のあいさつである喪中はがきに関しては必ずしもその立場を適用する必要はありません。
また、喪中はがきの差出人は、年賀状と同じにすることが一般的であるため、喪主を務めてなくても差出人になることは可能です。
喪中はがきの差出人を含めた宛名面の書き方
喪中はがきの宛名は、普段のはがきや手紙と同様に「正確に届くこと」に加えて、失礼にならない「マナーを守った書き方」が必要になります。
ここからは、覚えておきたい喪中はがきの宛名面の書き方についてご紹介していきます。
郵便番号や住所
郵便番号ははがきの郵便番号の欄に書きますが、はみ出すと機械で読み取る際にエラーになる場合があるので気をつけましょう。
住所ははがきの右側に書き、2行になる際には下詰めにします。
また、薄墨で郵便番号や住所を書くと機械が読めなかったり配達員の人が読みづらかったりするので、黒色で書くほうが親切です。
敬称や肩書(会社名等)
会社名を入れる場合は、住所の次に書きます。
会社名は住所を書き始めた位置より一文字下げて書くのがポイントです。
そして所属部署は字数に応じて会社名の下に続けるか、改行して書きます。
肩書きは氏名の上に書くのがマナーです。
「〇〇〇〇部長様」ではなく「部長 〇〇〇〇様」という書き方になるので注意しましょう。
氏名
宛名の氏名は住所よりも大きい文字で、はがきの中心に書きます。
夫婦連名など複数の氏名を書く場合には、それぞれの名前の下に「様」を添えましょう。
差出人の氏名も住所の隣に、読みやすいように大きく書きます。
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ここまで喪中はがきの差出人について紹介してきましたが、差出人を含めた宛名を自分で書いたり印刷したりするのは大変で、手間に感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
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まとめ
連名の書き方に決まりはありませんが、受け取る側が混乱しないようにわかりやすく書くことが重要です。
また、喪中はがきの差出人の情報は、表面と裏面のどちらで書いても問題ありませんが、両面に書いてしまうとしつこい印象を与えてしまうこともあるので、どちらか片方にだけ書くようにしましょう。