年賀状を出し忘れてしまった人から年賀状が届いた。どうしよう?喪中ではないけれど、前年に不幸な出来事があった人への年賀状は?

そんな、イレギュラーな場合の年賀状の考え方です。

出していない人から年賀状が届いたら

出し忘れてしまった人などから年賀状が届いたときは、返事を書かないことがもっとも失礼にあたります。なるべく早く返信しましょう。
年賀状の発送が遅れた理由を書く必要はありません。いただいた年賀状に対するお礼の気持ちを添えますが、目上の人などにはかえって失礼になるからと、普通の年賀状として書く方が良いともいわれます。

被災地への年賀状

台風や地震などで被災した知人に年賀状を出してもいいものかどうかは、悩むところです。
避難生活を余儀なくされ、復興活動に追われている身としては、年賀状どころではなく、ましてや 「おめでとう」 の文言に違和感を覚える人もいるはずです。
ですが、真心のこもった年賀状が届けば、慰めや励みになることも事実。新年を寿ぐ挨拶とともに、添え書きとして相手を思いやり、励ます文言があれば、受取人に不愉快な想いをさせることはありません。
いずれにしても、先方の状況を察し、気遣って、一日も早い立ち直りを祈る気持ちが、被災地に住む方々へ差し出す年賀状にこもっていることが大切なのです。

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