干支について

「干支」とは「十二支」のことであり、また「十二の動物」を指す・・・
これが現在の日本における干支の意味といってもいいでしょう。
年々の年賀状の絵柄には、動物が描かれ、占いや生まれ年などの別称にも、この十二の動物が用いられています。
また時代劇などがお好きな方なら、江戸時代の武士や町人たちが、月日、時間、方角などを表すのに「干支」を使っていたことをご存知でしょう。

しかし実は、本来「干支」とは、十二の動物を示す言葉ではありません。
ここでは、「干支」の本来の意味とその歴史などを軽くおさらいしながら、十二支に当てはめられた動物たちの素顔に迫ってみたいと思います。

人々の暮らしと共にあり、時には人々の心のよりどころともなった干支、その意外な側面が明らかになるかもしれません。