COLUMN 物知り干支せとら
干支について
子から始まる十二支の順番の謎。
もちろんこれは伝説ですが、こんな物語があります。
十二支の順番は、動物たちが、おしゃか様に新年の挨拶に訪れた順番だ、というのです。
一番乗りをしたのは、牛の背中に乗り、直前で飛び降りて駆け出したネズミだったとか、猫が十二支に入っていないのは、ネズミに挨拶に行く日について嘘の日を教えられたからだ、とか。だから、今も猫はネズミを追いかけている・・・などなど。
微笑ましい物語の中にも、それぞれの動物たちの特徴をよく捉えたエピソードが盛り込まれていて、今もなお、語り継がれたり、絵本として紹介されたりしています。
世界の十二支はこんなに違う?!
中国で考え出された十二支は日本だけでなく、その他の国にも伝わっていきました。
各国に伝わる十二支、その違いを見てみましょう。
中国と日本。その違いは中国が豚、日本が猪であること。
韓国は中国から伝わったままの動物が並んでいます。
チベットでは、ウサギの代わりに猫が入っています。
ベトナムでも同じようにウサギの代わりに猫が入り、さらに牛の代わりに水牛、羊の代わりにヤギが選ばれています。
モンゴルでは虎の代わりに豹が入ることもあるようですね。
いずれも、それぞれのお国柄や、生息する動物たちとの関わり方を映しているようで面白いですね。
これらの図柄は本サイト「世界の年賀状」のコーナーで、その一部をご覧になることができます。
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